2025年01月31日 アルピコ交通 20100形 第4編成 モハ20107(元東武20050系 モハ25856)+クハ20108(元東武20000系 モハ26804)が、無塗装で試運転を実施しました。

今回の第4編成で、東武20000系列 2両×4編成が、東武⇒京王重機⇒アルピコ交通へ全て譲渡完了済です。
東武鉄道が他社への譲渡車両が少ないのは、自社線内にローカル線を多く抱えているため、本線の第一線で活躍を終えた車両は、
自社のローカル線へ転用され、廃車されるまで使用する場合がほとんどとなっている状況のためです。

今回、他社譲渡された東武20000系、20050系の中間車は、東京メトロ日比谷線直通の18m 3ドア車 8両編成で活躍していました。
しかしながら、ホームドア設置のため、20m 4ドア車の規格に車両を合わせるため、2017~2021年度の間に、20400系として4両化され、自社ローカル線へ転用されています。

8両→4両にする際、余った中間車は、基本廃車解体されて来ましたが、先頭車改造してでも欲しいという地方私鉄が現れてくれましたので、今回の譲渡となりました。
今後、アルピコ交通での、元東武20000系列の活躍に期待したいと思います。

この映像では、東武鉄道で活躍していた頃の、21856F、21804Fの様子や、陸送の様子、無塗装 試運転などを撮影したものをまとめてみました。


azumatakeshi様の動画紹介でした。