東武鉄道の2025年度の事業計画が発表されました。東武鉄道では、「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の
実現を目指し、2025年度鉄道事業において総額498億円の設備投資を行うそうです。
事業計画は以下の通りです
1. 鉄道立体化の推進
1) とうきょうスカイツリー駅付近高架化
⇒2025年度は、駅舎新設および留置線の高架橋工事を推進
2) 春日部駅付近高架化
⇒2025年度は、東武スカイツリーライン下り線を東側に移設
3) 大山駅付近高架化
⇒2025年度は、設計業務・支障物移転工事などを推進

2. 防犯カメラ設置
⇒2025年度 車内防犯カメラ 設置車両:68編成
(東武スカイツリーライン)
・10000系車両 33編成
(東武アーバンパークライン)
・10000系車両1編成、80000系車両4編成 、60000系車両5編成
(東上線)
・8000系車両2編成、10000系車両 14編成 、30000系車両7編成、90000系車両2編成

3. 車両導入関連
1) 東上線新型車両90000系の製作
⇒2025年度は、2編成20両の車両製作を進行
2) 東武アーバンパークライン新型車両80000系の増備および60000系のリニューアル
⇒2025年度は東武アーバンパークラインで運行している60000系5編成をリニューアル、80000系4編成導入

4. 新技術関連
1) 大師線においての自動運転(GOA3)に向けた検証
⇒2025年度は、前方障害物検知システムの仮設搭載検証試験を行うとともに、自動運転対応新造車両および自動運転システムの設計検討業務を実施
※自動運転に対応した新造車両については、2026~2027年度に4編成を導入
2) 磁気乗車券からQR乗車券への置き換え
⇒2025年度は、QR乗車券導入に向けたシステム構築工事を実施します。
※磁気乗車券からQR乗車券への置き換えを2026年度以降に計画

5. 長期経営の主要プロジェクト
1) ワンマン化
⇒東武スカイツリーライン緩行線完了、東武野田線にもワンマン化
2) 新型特急導入
⇒100系、200系においても置き換えが進む予定



西武所沢車両チャンネル様の動画紹介でした。